そんな方々に見ていただければ幸いです。
今回のめあては
①自分の失敗を振り返り、次同じ状況になった時に切り抜けられるよう対策を考える。
②自分と同じように悩む人、苦しんでいる人がもしいるなら、少しでもヒントになるような情報を伝える。
です。少しでも参考になればと思います!
学級の支援が必要な子どもとの関係が築けない
私が教員を辞めたいと感じたのは、コロナの一年でした。
その年はコロナの影響で、全国の学校で4.5月に休校があり、例年より学校が短かった年でした。
にもかかわらず、うまくいかない日々が続き、とても長く感じたことを覚えています。
うちのクラスには(全国どのクラスもだと思いますが)
・私語
・集中が続かない
・かんしゃくを起こしがち
・担任、支援員、友達への暴言・暴力が多い
などの行動が見られる児童がいました。
しつけをしっかりするのが大切だと考えた私は、とにかくいけないことを真面目に、真摯に伝えてきました。
しかしそればかり続くと、その子は学校が楽しくなくなります。
そうしたフラストレーションが溜まり続けると、不満を持った子どもたち数名でつるんで、授業を妨害したり、完全に授業に参加しなくなったりすることが、少しずつ増えてきました。
問題行動が理解ができず、腹が立ち、感情的になってしまった
子どもの問題行動は、子どもなりのSOSのサインです。
教員の至らないところを教えてくれているのだということは、頭ではわかった気になっていました。
でも、どうしても腹が立ち、感情的になり、「間違っているのはそっちの方だ」という気持ちで注意・指摘を繰り返してしまいました。
当然良好な関係性を築けず、その児童たちの行動はエスカレートしていきました。
また、誉めることが疎かになっていたと思います。
小学生の行動は、大体のことは大人から見れば「それぐらいできて当然」と感じてしまうことがほとんどです。
しかし、彼ら・彼女らにとって見れば、大きな成長のはずです。
あの子たちの頑張りや成長を認めること、共に喜ぶこともせずに、ただ指摘だけ繰り返せば、関係が悪くなるのは当然です。
誉めるときに、心から思っていないことは、子どもにも見破られるのだと思いました。
「これぐらい当たり前・・・」と思いながら、口で褒めても、やっぱり伝わりません。
他の子と比べてではなく、その子の中で頑張ったという自信に繋がる必要があります。
では、どうすれば心から褒めてあげられるのでしょうか。
私は、記録をつけることだと思いました。
数字などは特に明確なので、誉める方も、褒められる方も、素直に受け取りやすいです。
子どもをよく観察して、その子が喜ぶことを褒めます。例えば
など、数字で見える化することは、双方にメリットがあるなと感じました。
逆に数字で表せないこと(思いやりのある行動や言葉かけ)は、良いところをしっかり観察して、すぐに伝えないといけないと思いました。
まとめ
<関係性を築けない原因と対策>
注意する、指摘するの割合が高く、褒めの割合が少なかった。
子どもだからといって、強く言えば言うことを聞くだろうという慢心もあったのかもしれない。
誉めるときは、心から誉める。そのために
①数字を利用して、客観的に頑張りを可視化する。
②数字で表せないものは、しっかり観察してプラス行動が見られたらすぐに褒める。それにより正しい価値観が育まれていく。
少しでも参考になれば幸いです🙇🏻♂️
今日もありがとうございました!✨
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